自分の英語の正しさをチェックする方法


ビジネスやプライベートにおいて英語を使ってメールを書いたり、書類(文章)を書くということがあります。そのときに、自分の書いた表現が本当に正しいものかどうか不安になることはないでしょうか。また、それを無料でチェックできるものがあれば便利ですね。ここでは、そのような自分の英文が正しいかどうか迷ったときに、無料で簡単にチェックできる方法を紹介します。

今、たとえば「テストでカンニング」を英語で書きたいとします。とりあえず英語翻訳ソフトでどのように書くのだろうか確認してみたいと思います。某翻訳ソフトによって出てきた結果は、

テストでカンニング   →   cheating in a test

となりました。しかし現在のところ翻訳ソフトの正確さは.一般的にあまりよくないと言われています。使っても参考程度にするのがいいです。したがって、この翻訳結果が本当に正しいかどうかをチェックしてみましょう。そのために使うのが検索エンジンです。

まず、検索エンジンの検索窓に "chating in a test" と入力します。複数の単語が並ぶときは、このようにダブルクオーテーションでくくると、複数の単語をまとまりとして検索をかけることができるようになります。また、「ウェブ全体から検索」がチェックされていることを確認してください。日本語のページだけを検索してしまうと、英語のページは検索されなくなってしまいます。英語の文章をチェックするときには必須です。検索を実行すると、結果が返ってきます。注目するポイントはヒット件数です。


「cheating in a test」の結果は163件でした。

ここで、他に言い方がないかどうか考えてみましょう。気になるのは前置詞の使い方です。そこで「cheating * a test」で検索してみます。 * はワイルドカードといって、どんな言葉でもOKという意味です。cheating on でも、cheating by でも何でもOKということです。これで検索すると、


検索結果が94700件に増加しました。つまり、chating in a test 以外にもたくさんの言い方があることになります。ここで、検索でひっかかったページをよく見ると、cheating on a test という表現がよく使われているように見えます。そこで、cheating on a test で検索すると、検索結果が77200件となりました。


このように、圧倒的にcheating on a test が使われることが多いことがわかります。
まとめると、


 cheating on a test    77200件
 chating in a test   316件
 cheating at a test   26件



 となりました。
 つまり、英語を使ってコミュニケーションをしている人たちの間では、「テストでカンニング」という場合は、cheating on a test を使うことが圧倒的に多い、ということになり、先の翻訳ソフトの結果はあまり使わない方がよいということがいえると思います。
 
このような使い方をすれば、自分の英語に自信がない場合でも、検索エンジンで検索してみて検索結果が多くヒットしているようであれば、自信を持って使うことができるようになります。




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