仕事をクビになるを英語で言うと?



初めて就職して仕事を始めたときに、私は試用期間というものがありました。社会に出て右も左もわからなかったので、この試用期間というものは、私が仕事ができるかどうか試されているんだ、もしダメだったらすぐ首になるんだって緊張しながら仕事してました。結局は大丈夫でしたが、仕事をしていると首になることは恐いことです。
その、「首になった」を英語で言うと、

I was fired. もしくは
I got fired.

と fire [fa'iэ(r)] を使えばOKです。
この表現はよく使われます。バック・トゥ・ザ・フューチャーなどの映画やドラマでも頻出です。
また、他の表現としては、

get the sack

という表現もあります。使い方も I got fired. と同じような感じで

I got the sack.

というように使います。
「sack」というのは「袋」という意味です。直訳すると「袋を手に入れた」となります。
なぜ「袋を手に入れる」と首になるという意味になるのでしょうか。それは、産業革命前のヨーロッパにおいて、労働者たちは袋やカバンに入れて仕事用の道具を持ち運んでいました。そして、仕事が完了したり、雇用者がその労働者を必要としなくなったとき、労働者は雇用者から袋を渡されたそうです。つまり道具をまとめて袋に入れて帰ってくれ、仕事に来なくていいよ、ということなのだそうです。
このことから、袋をもらうということは、「仕事がなくなる、首になる」という意味に結びつくようになったそうなのです。