英語の学習記録をつけよう


英会話ができるようになるために日々英語の学習を続けようとしても、なかなか続かないことが多いですよね。


朝起きることができなかった、毎日の仕事が忙しくて疲れてしまう、電車の中でiPodに録音した英語を聞くはずなのに寝てしまった等々、学習の継続を妨げる要因は数多くあります。


私はこれは仕方がないことかなと思っています。体調などもありますし、割り込みで仕事やお誘いが入ることもあるでしょう。


むしろ、このような状況が続いてしまって、嫌気がさしてやめてしまうことが一番問題かなと思います。
やる気が冷めてしまうのはよくないかなというのが、これまでの実感としてあります。


私も同じような経験をしていて、自分の行動力にとても自信がもてませんでした。なんとかこのような状況を防ぐことができて、自分が英語学習を続けていくモーチベーションを維持するいい方法はないかなと試行錯誤していたことがあります。いろいろ試してみたのですが、最終的に、英語の学習記録をつけるということをはじめたところ、なんとなく自分に合う感じがして、その方法を使うようになりました。


これはどういう方法かというと、まず1ヶ月分のカレンダーを用意します。手帳のように1週間ごとにページが切り替わっていくタイプではなく、1枚に1ヶ月分の日付全体が見えるものを使います。


このカレンダーに英語の学習記録をつけていきます。


たとえば、4月1日にリスニングを30分したのなら4月1日のところに赤のボールペンで、「リスニング30分」と書き込みます。同じ日に発音の練習をしたなら「発音20分」と青のボールペンでさらに書き込みます。


これを毎日続けていきます。


そうすると、最初は真っ白だったカレンダーが、赤色や青色でびっちりと埋まっていきます。


なんだそんなことか、と思われるかもしれません。
しかし、これがとても楽しいのです!


少しずつ色で埋まっていくカレンダーを見るにつれて、なんだか自分はがんばってる!っていう気分になるので、カレンダーが色鮮やかになっていくのがとぎれるのがとても悔しいのです。せっかくカレンダーがカラフルな色で埋まっていくんだから、これを止めるのはイヤだ、という気分になるんですね。


なんとなく、ポイントカードをせっせと集めている感覚というか、ラジオ体操カードのはんこをもらい続ける感覚というか、そんなものに似ているかもしれません。ポイントカードが埋まっていって、あとちょっとでいっぱいになると思うとワクワクしますよね。小学生のころ、ラジオ体操カードにはんこがいっぱい押されていると、ちゃんと朝起きてまじめにがんばれたな、って思い出しませんでしょうか?それと同じだと思っています。


要するに、自分ががんばっていることを可視化しているわけです。
一人でがんばっていくのはなかなかつらいですし、誰かが見ていてくれるわけでもないので、褒めてくれる人もいません。自分で自分を褒めるため、自分ががんばっていることを実感するためといってもいいかもしれません。


ポイントとしては、記録をつける項目をいくつか考えて、それぞれ何色で記録するかということを決めておくことです。カラフルになればより楽しくなりますよ。


また、記録するときは、できるだけ数字で記録する事をおすすめします。たとえば、リスニング30分とか、英単語10個とか、というふうに。


そうすると、1ヶ月たったときに、集計ができます。1ヶ月のはじめはリスニング時間0分、単語0個だったのが、1ヵ月後にはリスニング30時間、単語200個というように目に見える形で理解できると、自分の進歩具合がとてもよくわかり、さらなる英語学習のやる気アップにつながっていくと思います。


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