海外旅行で悔しい思いをする前に

ゴールデンウィークや夏休みを利用して海外旅行に出かけたときには、当然のことながら日本語は使えません。現地に降り立ってまず感じるのは、外国語を使ってコミュニケーションをしたり、言葉を聞き取ることの難しさです。


タクシーや電車に乗れば、駅のアナウンスを聞いたり、運転手さんに行き先を告げたりという場面に出会います。日本語であれば何の不便も感じないのに、外国語に変わった瞬間、頭の中が混乱しそうになります。


とても簡単なことを伝えたいだけなのに、うまく伝わらず、全然違った解釈をされてしまったり、全然相手の言っていることがわからなかったら、自分の語学力に自信がなくなってしまいますよね。もっと勉強しておけばよかった、なんて悔しい思いをしてしまいます。


そういった思いをしないためにも、普段から少しずつ勉強を続けていくのが大事ですよね。
当たり前のことなのですが、これがなかなかできなかったりします。


少なくとも海外旅行で悔しい思いをしないためには、海外旅行でよく出会う場面を想定した練習をして、その場面にあった表現が使えるように準備ができていることが望ましいです。


たとえば、お土産屋さんで物を買うなら、

・これはいくらですか?
・高いですね。
・ちょっと見てるだけです。
・もうちょっと安くなりませんか?

といった表現がよく使われるでしょう。
ホテルであれば、

・予約していた鈴木一郎です。
・チェックアウトをお願いします。
・お風呂の水が出ないのですが・・・。
・ドアの鍵が開かないのですが・・・。
・レストランは何時からですか?


レストランであれば、

・おすすめはなんですか?
・ステーキはミディアムでお願いします。


といった表現が使われることが考えられます。
これらは使われる頻度が高く、パターンを覚えて準備しているとスムーズにコミュニケーションできる確率が高くなります。


また、旅行に特化しているという表現では決してないので、上記のような表現を覚えておけば日常生活でも使うことができます。


このような基本的なパターンであれば、市販の英語教材などでも十分にカバーできます。英会話の練習も兼ねて行いたいのであれば、コエダスといった教材を使ってみてもいいでしょう。


いずれにしても、海外旅行で悔しい思いをする前に、少しだけでも使える英語表現を覚えて、会話のパターンの練習をしておくことをお勧めします。



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