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日本人がやりがちな英会話の5つの間違い
言語として英語と日本語はかなり違いますよね。そのため英語をしゃべるときに、日本的な思考パターンが邪魔になって、とんでもない伝わり方をしてしまうことがあります。知らないと恥をかいたり、誤解を招いたりしてしまうので注意が必要です。
ここでは、日本人が英語を話すときに犯しがちな誤りをいくつか紹介したいと思います。知っておくことで恥をかかずに済みますので、是非覚えてみてくださいね。
■1.タクシーを呼ぶときに
海外旅行などに行くとタクシーに乗る機会も多いと思います。でもつかまえ方がわからず、誰かにタクシーを呼んでほしいことがあるかもしれません。そんなときに、Call me taxi.
と言ってしまうと、少し恥ずかしいです。これは「私をタクシーと呼んでください。」という意味になります。
Call me John. (僕のことをジョンと呼んでください。)というのと同じです。あなたの呼び名はタクシーさんに決定した瞬間ですね。
正しくは、
Call me a taxi. もしくは、 Call a taxi for me.
を使えばOKです。最初のものは「a」が追加されただけですが、これだけで結構意味が変わります。
ちなみに、この間違いはネイティブもしばしばやってしまうそうです。日本人が「頭痛が痛い」とか「馬から落馬した」と言うようなものでしょうか。
■2.飛行機の食事で
これも同じく海外旅行に行くときに犯しがちな間違いです。飛行機に乗っていると機内食が出されます。たいていビーフとチキンが出てきて、どちらにしますか?とスチュワーデスさんに聞かれます。そのときに、
I'm chicken.
と言ってしまうと少し恥ずかしくなってしまいます。これは、「私はニワトリです。」という意味になってしまいます。必ずしも私はチキンがほしいということを正確につたえているわけではありません。また、chickenには「臆病者」という意味もあり、「私は臆病です。」ととらえられる可能性もあります。
正しくは、
Chicken, please.
と簡単に伝えましょう。
■3.日本文化を伝えるときに
日本の文化としてお盆やお彼岸などに墓参りに行くことがあります。海外の人にこの文化を伝えたり、最近あった出来事として話題にしたりするかもしれません。お墓は英語で言うとgraveであることを思い出し、うっかり、
I go to the grave.
といってしまうと、相手は驚くかもしれません。これは、「私は死ぬ。」という意味です。I go to the bed.で「寝る」という意味があるのと似ていますね。墓に行くことはつまり死ぬことなのです。
正しくは、
I visit the grave.
とvisit を使えば意味が正しく伝わるでしょう。
■4.ナイーブなんです
「私はナイーブな人間なんです。」と冗談でもマジな会話でも使うことがあると思います。ナイーブという英語は実際にあるため、思わずI'm naive person.
とやってしまうと、相手につけこまれてしまうかもしれませんよ。
これは、「私はだまされやすい人なんです。」という意味になります。本来の英語とはかなり違った意味になってしまっているのでとても注意が必要です。
正しくは、
I'm shy.
と、shyを使いましょう。私はシャイな人なんです。という意味であれば、英語も日本語も同じ意味として通じますので誤解がありません。
■5.いい加減な人
「あいつはアバウトな奴だな」と人を表現することがあります。これをそのままHe is about person.
とすると、相手の頭の中には半人半獣のような人物が出来上がってしまうかもしれません。
直訳すると「彼は約人間である。」「彼はおおよそ人である。」となってしまいます。「アバウトな」というのは日本的な使い方だと言わざるを得ません。
英語で伝えるには、
He is irresponsible.(彼はいい加減だ。)
He is not descent.(彼はちゃんとしてない。)
などを使うといいでしょう。
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