英会話では英文法を覚える必要がない？

英語の学習をしていると、英文法を学ぶことになります。
細かい規則だなとおもうかもしれませんが、英語をマスターするためには避けては通れません。
なぜなら英文法というのは、相手の言いたいことを理解し、自分が伝えたいことを正確に届けるために必要な言葉を組み立てる方法だからです。


たとえば、「私はあなたの鳥が好きです。」ということを伝えたい場合に、「私は鳥のあなたが好きだった。」と言ってしまっては何のことかわからず、しかも嫌われてしまうかもしれませんよね。
日本語については文法について意識しないと思いますが、英語の文法というのはこのように言葉を正確に伝えるためのルールと考えてもらえればよいと思います。これを正しく理解していないとコミュニケーションがうまくいかなくなってしまいます。


では、どのような文法事項を覚えればよいでしょうか。


これは、中学・高校で学習する内容で十分だと思います。中学校や高校の参考書を用意すればよいでしょう。それ以上の難しい文法と言うのは、英語で古典文学をやらない限りは、ほとんど出会わないと思います。SVOCなどの文型や関係代名詞、if文やto不定詞、使役動詞、比較など、英語を理解する上で欠かすことができない文法については、ほとんど学校教育で学びます。

英会話学校で教えてもらうという選択肢もありますが、英会話学校で講師をしていた経験から言うと、英会話学校の普通のレッスンでは文法をあまりやりません。どちらかというとスピーキングに軸足が置かれています。文法は、英文法という専門のクラスでやることが多いのですが、これは選択科目になっていると思います。内容も学校の授業と変わりありません。
ですので、英文法に関しては、参考書などで自主的に学習するのが良いのではと思っています。もし、効率的に学びたかったり、教科書的な内容に抵抗があるということであれば、「英文法イメージトレーニング 」というような専門の教材なども販売されています。


結局、英文法に関しては学校の授業をしっかりやっていればよかった、なんていうことを感じてしまうかもしれません。いずれにしても、英単語を覚えただけでは言葉の組み立て方がわからず英会話が上達することもありませんので、文法の基礎をきっちり身につけてくださいね。

１．話す前に書いてみよう
２．英文和訳で英語基礎力をつけよう
３．英語がスッと口から出てきますか？
４．英文を書いて英会話を上達させよう
５．独り言英語のすすめ
６．細かい文法にとらわれずに話そう
７．英会話に必要な表現を知ってますか？
８．英語をアウトプットしてますか？
９．カランメソッドを体験し英会話力を上げる
１０．石川遼に学ぶ英会話上達のコツ