外資系企業で働くための業務に直結する実践的なオススメの勉強方法


外資系企業で働く場合、英語が必要になることが多いです。実際に仕事で使える英語力を身につけるためにはどのような勉強をすれば良いでしょうか?


ここでは実際に外資系の製薬企業で働いている方が、どのような勉強の仕方をしているのかをご紹介したいと思います。



自身の専門分野について英語で読み書きができるために


理系出身者の皆さんがご存知のように、科学や医学の分野では、専門用語のほとんどが英語をもとにしています。世界中の最新の開発や発見について知るには、英語で出版された雑誌やレポートを読まなければなりません。




つまり、日本人であっても、科学や医学の分野で活躍、勉強してきた人なら、専門外の人にとっては難解な専門用語やその分野特有の言い回しは、既に英語で身につけているのです。ですので、これについては、皆さん全く問題ないと思いますし、日々の仕事の中で自然に磨かれていくものと思います。




自分の担当している業務について英語で説明できるために


日ごろの業務にちょっとした工夫をすることで身につけることができます。


まずは、自分の書いた論文があれば、暗記します。まずアブストラクトから、そして、方法と結論、最後にディスカッションです。もし、自分の論文がなければ、今考えている企画内容や日々の業務に近いの論文のものでも大丈夫です。




さらに、自分が使っている日々のアイデアノートや作業報告書、作業メモをできるだけ英語にします。最初から全て英語にするというのは時間がかかりますので、待ち時間や通勤時間など隙間時間を上手に利用して、業務に支障がない範囲で進めて行くのがベストです。こうすることで、とっさにこの英語でなんていうんだっけ?ということが減ってきます。


そして、デイリーレポート、ウィークリーレポートは、英語ですべて書きます。日本人同士の小さな会議に使うものだから、日本語でも大丈夫、という資料も英語にします。その方が、英語の訓練にもなりますし、後々のことを考えると英語にしておく方が効率もよいことが多いからです。


最初は小さな会議だったのに、何だか大きくなって突然上司が参加しますので、やっぱり英語に変更ということもありますし、それおもしろいから次の会議でもっとたくさんの人に意見を聞こう、となんてことになると結局英語で資料を作り直すことになりますので、最初から英語にしておいた方が楽なのです。




担当している業務について同じ分野の人や専門外の人からの質問に対して答えられる


日々努力してもかなーりの時間がかかります。こうすれば良いという近道はないのですが、とにかくできることは、日々の小さな会議のプレゼンテーションであっても、原稿を作成し、慣れるまでは全て暗記するということです。




また、受けるであろう質問についても事前に自分で作成し、回答を準備しておきます。これらも英語で作成し、暗記します。最初は時間がかかるかもしれませんが、だんだん慣れてきます。これを日々続けておけば、原稿を作成する時間がだんだん短くなりますし、予告なしに突然はじめようってなったときもとっさの対応できるところまで英語が磨かれてきます。


とはいっても、最初のうちは、想定していた質問は来なくて、結局答えられなかったーーなんてことがほとんどの場合だと思いますが。


そういうことがあると、次回からの想定回答の原稿の中に


I will get back to you after reviewing it.
確認の後折り返しご連絡致します。

I missed the important point. Thank you for your suggestions.
その大事な点をに見逃していました。ご指摘ありがとう。



なんて便利なフレーズがどんどん追加されていくことになります。

余談ですが、日本人は、すみませんの代わりに、よくI’m sorry. といってしまいがちになりますが、滅多なことでは謝らない方がよいです。日本人でない人は滅多に謝りません。外国の方でも、忘れちゃったり、そのことについては検討してなかったりすることはよくあるので、その場合は、「unfortunately」「残念ながら」がよく使われていました。気持ちとしてはそちらの方が近いでしょうか?それ以外にも、ごめんなさいにあたる表現より、自分の気持ちに近い言い方を探してみてください。


また、英語が得手不得手は関係なく、質問に対して全く関係ないことを答えたり、中身がないことを難しくつらつら並べ立てたりする人がどきどきいます。ただ、そういう回答に誠意がないことは伝わってしまいますので、徐々に相手にされなくなってしまいます。会議中に答えられなかったとしても、会議後にメールや口頭などで回答するなどのフォローをしておきましょう。言葉の壁があったとしても、その方が誠意が伝わって、相手にとっても好印象ですし、その後の仕事の幅も広がります。




仕事のことはもちろんそれ以外でも社内の人とのコミュニケーションがとれるようになること


仕事はもちろん、日ごろから社内の人とはコミュニケーションをとっておきましょう。そうやってプライベートで仲良くしておいた方が、ちょっとした相談にも乗ってもらいやすいですし、いいアドバイスをもらえたりするので、結果的に仕事が進めて行きやすいです。




英語が苦手だからといって殻に閉じこもらず、周りに目を向けていれば、これまでの会社や学校でそうだったように、自然に仲良くなっていくものだと思います。


そのためにも身につけておきたいのが、当たり前なのに、意外と言えない日常的に使う挨拶、社内の人間関係をスムーズにするため短い会話です。


以前にお会いしたでしょうか?
Haven’t we met before?


おうわさはいろいろと伺っています。
I’ve heard a lot about you.


ちょっと手伝ってもらえませんか? 
Could you please give me a hand?


なるほど、あなたのプランに感心しています。
Well, I’m impressed wit your plan.


両面コピーの取り方を教えてもらえる? 
Can you show me how to make two-sided copies?


私たちは、別々のバックグラウンドを持っているんだから、物の見方が違うのは当然です。
We have different backgrounds so it’s a natural that you have different views.


どんなシチュエーションかはその人それぞれだと思いますが、なれるまでは、プレゼンテーションと同様に、想定質問と回答を事前に準備しておくと英語も上達して、仲良くなれて一石二鳥です。

また、こういうビジネスシーンでのちょっとした会話を身につけておくのにオススメなのが、巷にたくさんある英語教材です。たくさんあるので迷ってしまいますが、自分にあったものを選んで続けていけば、確実に英語力が上がってくるのでオススメです。忙しい社会人が隙間時間で進められますし、費用対効果もバッチリです。ここで、自分に合わないものを選択すると、苦痛な上、効果もあがりませんので、自分の性格や生活スタイルにあったものを選んでくださいね。




発音


英語で重要なのは、中身です。しかし、それを理解した上で、英語の発音を磨いていくのは重要です。


一般的に、日本人は英語が苦手、発音が下手と思われていますので、日本人相手だからということで、相手も辛抱強く話を聞いてくれることがほとんどです。うまく発音ができなかったり、返答が少しくらい遅くなったりしても、丁寧に対応してくれます。


しかしそれに甘えていてはなりません。というのも、彼らにしてみたら、仕事に関することは必要だから、辛抱強く聞くしかないんだけど、日本人の英語を長く聞き続けるのってしんどいな?、っていうのか本音だからです。やはり、会話は、相手あってのものだということを考えると、発音や英語のリズムを磨いていくのは重要だと思います。


アルファベットを完璧に言える人って、意外と日本人には少ないので、いまさら?と思われる人もいるかもしれませんが、まずは、ABCから始めてみるのもオススメです。アルファベットがつまらないと思われる人は、仕事関連の単語とか、文節から始めてみるのもよいでしょう。日々、少しつづ、正しく発音できる音が増えていけば、どんどん発音が上達していくと思います。


特に、企画審査などの重要なプレゼンは、原稿を暗記した上で、ボイスレコーダーなどに吹き込んで自身の声を聞きながら、練習するのがオススメです。内容がもちろん大事なのですが、相手にとって聞き取りやすいプレゼンができれば、好印象を与えることになります。また、自分自身も自信をもって発表をした方が、審査の評価もプラスに働くことになるでしょう。結果的に、発音の上達は、プレゼンの質の向上につながってくるものなのです。


ちなみに、外資系企業では、英語の上達、プレゼンの質の向上、などといった一見、成果には直接結びつきにくい日々の地道な努力についても評価するという人事評価システムが取り入れられています(コンピテンシーと言われれることが多いようですが、ここでは省略します)。




会社で役に立つ英語力を磨くための勉強法


次に、著者がやってしまった失敗方法、おすすめできる方法などを紹介していきます。


英語は、結局は自己学習でなくては身につきません。旅行に行ったり、留学したり、英会話学校に通ったりしても、環境に身を任せているだけでは、絶対に上達しません。聞き流すだけでOKなんていう教材がありますが、聞き流すだけでは、決して上達しません。


自分に合っている合ってないかを判断する基準は、以下の2点になるでしょう。

1、 効果があるかどうか
2、 長続きするかどうか

まず、勉強方法は、何よりも効果があるかどうかで判断した方が良いです。楽しいからとか安いからという理由でいい方法であっても、効果がなくては意味がありません。正直しんどい、お金がかかる、などいろいろデメリットがあったとしても、効果があった方が後々ペイするからです。同じ効果ならば、長続きする方法かどうかで判断したらよいでしょう。


著者としては、忙しい社会人には、教材を使った自己学習をおすすめします。

  


オススメの英語教材


いろいろな英語教材を試していた気がついたのですが、インプット要素の多い学習方法よりも、アウトプット要素の多い方法の方が上達が早いようです。こちらでは、スピーキングとリスニングについてオススメの教材を紹介します。


リーディング、ライティングは、先述したように、皆さん大丈夫なところだと思いますので、省略します。ライティングに関しては、ビジネスシーンで必要なメールの言い回しなどの文例集が書籍としてたくさん出ていますから、そちらの方を一冊会社に準備しておかれたら、便利だと思います。自分に送られてきたメールなど、いいな、使えるなと思ったら、保存して自分で文例集を作成するのもお勧めです。


英語に自身のない方は、まずは、リスニング系よりもスピーキング系の方を試してみられたら良いのではないでしょうか。もちろん、相手が言っていることがわからないと問題なので、最低限のリスニングは必要なのですが、結局、何か相談したいときや発表するときは、自分の言いたいことをアウトプットしなくてはなりません。


英語が苦手な人が、さし詰まってどちらかを先に習得しなくてはならないとしたら、やはり、リスニングよりスピーキングだと思います。リスニングに関しては、聞き取った内容に自信がない場合は、その場で聞き返したり、後で文書で確認したりするなど、ある程度対処が可能な部分があるからです。


そこで、オススメなのは、怠け者で、英語が好きでも得意でもなかった著者が長続きした、アルクの教材です。私が、特に気に入っていたのは、「コエダス」シリーズです。こちらのシリーズは、初級編であるBasicと中級編の Advancedがあります。私は、順番に両方とも受講しました。




日常会話はもちろんビジネスシーンで使えそうな英会話の文例がたくさんあります。著者も自分で作っていた想定会話集がありましたが、この教材を使うと、ああこういう言い方があるんだ、とか、こういうシーンも想定できるな、とか自分ではカバーしきれなかったところもたくさんでてきて、本当に役に立ちました。とくに、コエダスのAdvancedは、ビジネス表現が多く盛り込まれており、プレゼンテーションなどで役立つ文例が多いので仕事の参考になりました。


また、このシリーズは、「Random-Repeat」という独自の方法で、CDが指示する絵の内容をCD音声のポーズの合間に英語で答え、その後で正解を聞き、それをさらにリピートするという方法で、テンポ良く会話をするという練習ができるので、より実戦向きだと思います。


また、著者は、「チャンツ」が個人的にとても気に入っていました。チャンツとは、主に児童向けの英語教育で取り入れられる、英語の文章を一定のリズムに乗せてリズミカルに繰り返し口ずさむことです。一般的に、英語の話し言葉のリズムを体得できるなどの効果があるようですが、著者の場合は、リズムを習得できるところまでは残念ながら到達しなかったものの、とても楽しく英単語が覚えられました。


このチャンツはコエダスに限らず、アルクの他の教材でも取り扱われている方法ですし、アルク以外にもチャンツを利用したDVDの英語教材が取り扱われているようです。ただ、ビジネス英会話とチャンツがセットになっている教材は他にあまりないように思います。


コエダスやってみたいと思われた方は、オークションなどでは売られていますので、現在でも入手可能です。


また、月ごとに教材が送られてきたり、マンスリーテストを提出したりすることで、やる気がでる、メリハリがついていい、という方には、実際にリアルタイムで受講できる教材をお勧めします。


アルクからは、現在、イングリッシュ・クイックマスター英会話シリーズ が発行されています。特に、このシリーズのアドバンスは、ビジネスシーンに対応しているようです。名前は変わっていますが、コエダスの後継品になるのではないでしょうか。




コエダスが気に入った著者は、「もう一度英語ビジネス 」シリーズも受講しました。下の写真がその教材内容になります。こちらは、コエダスシリーズよりは難易度が低めなので、受講した順番としては逆になります。




こちらは、ビジネスシーンで必要な「聞く・話す・読む・書く」というスキルを満遍なく短期間で身につけようというのが目的です。スピーキングを磨きたかった著者としては、リーディングとライティングを削って、スピーキングを増やして欲しいなーと正直思ってしまいました。


レッスンやチャンツなど、出版社が同じなので、コエダスを受講していれば、違和感無く勧められました。ただ、コエダスと比較すると、忙しいビジネスマンを意識してなのか、全体的に学習負荷が軽めの仕様になっているかと思います。正直、もう少し負荷がある方が上達するかなーと思ってしまいました。このシリーズは、現在も名前が変わらず、発行中です。


レベルの順に受講していたら、こんな感想は持たなかったかもしれません。アルクのホームページには、レベル別に受講講座を探せるページがありますので、皆さんは私みたいに順番を間違えないようにしてくださいね。

アルクのレベル別通信講座





大手英会話学校と個人の英語教室


著者も英会話学校へ行ったり、知人の紹介で個人の英語教室に通いました。これは、正直あまり行かなくてもよかったかなと思っています。




英会話学校に行けば会話する機会が増えるので、英語で会話することに慣れてない人は、入社初期の段階で少し通ってみるのは、ある程度の効果があっていいかもしれません。また、英語を使う時期が限定的だけど、英語力を維持しておきたいという場合もいいかもしれません。しかし、大抵、社内は英語で溢れている場合がほとんどで、いやでも慣れていくことになります。


そして、学校や個人教室などの費用は、一般的に非常に高く、特に、大手では初期に全コースの多額の費用を収めるといった方法が取られているところがほとんどです。また、授業では、生徒は複数いますし、授業時間は1時間にも満たないものですので、はっきり言って英語に触れる時間はほとんどありません。結局は、自宅学習で進めていかないと全く上達しません。それなのに、仕事をやりくりしながら、英会話学校に通う時間を作るのが正直煩わしくなってきました。


費用対効果、時間対効果を考えると長期的には頼れないなーと思い、やめてしまいました。




留学生や会社の先輩に友達としてお話する機会をもらった


英語圏出身の留学生を紹介してもらったり、英語圏出身の先輩に頼んだりして、週一回くらい英語でおしゃべりするという機会をもらいました。こちらは、ランチ代くらいの破格で請け負ってもらえました。


仲良くなれたり、他国の文化が知れたりして、楽しくてよい経験になったと思います。しかし、仕事のやりくりをしながら、おしゃべりの機会を定期的に作るというのは、相手にとっても自分にとっても精神的、時間的負担が重くなってくるかもしれません。私の場合も、短期間に限って行ないました。


英会話学校と同じで、長期的には頼れない方法だと思います。



CNNやTIMEを使って勉強した


英語教室の先生に進められて、CNNやTIMEを勉強しました。英会話学校や英語教室の先生がオススメしてくれる教材は、英語の先生にとって使って良かった教材ということが多いので、ちょっと注意が必要です。


CNNやTIMEは、経済や政治・外交などを扱うニュースなので、使われている単語は非常に高度で専門的です。そういった媒体で勉強しても、会社で働いている環境からするとかけ離れた内容になっていますので、会社で使える英語を話せるようにはなりません。もちろん、経済や政治の専門用語をマスターしたいという人はどんどん勉強すべきですが。


結局、私の場合、いわゆるお勉強になってしまいました。学生さんならともかく、社会人には、お勉強をする時間なんて確保できません。それなら、科学雑誌やニュースならよいのかというと、業務と直結してない内容は、成果としてはほとんど目に見えてくることはありません。どちらも、日々進めていくには苦痛になり、長続きしませんでした。




合っていなかった英語教材


英語教室の先生の勧めで、ヒヤリングマラソンを始めました。




ちなみにですが、ヒアリングマラソンで、中級の対象レベルは、英検2級、TOEIC550点から、となっていますが、現実的にはこのレベルでは挫折しかねないくらい難しいと思います。


教材は、難しいと感じるレベルのものをやるのはオススメしません。それよりも、自分のレベルよりもかなーりやさしいと感じるくらいのものを暗記してしまうくらい何度もやることの方が、上達していくようです。


当日、そのことを知らなかった私は、毎月難しいなーと苦痛に感じながら、なんとか6ヶ月間をやり過ごしただけで終わってしまいました。結果、ほとんど身につきませんでした。




TOEICの受験


TOEICを受験しました。




自身の英語能力を測る基準として、受験するのはお勧めです。実際に、就職活動の時は、ある程度の点数をとっておけば、有利になります。点数で合否が判断されるわけではありませんが、必要最低限の英語が入社前に身についていることはプラスに働きます。


入社後も、定期的に受験するのをおすすめします。しかし、いわゆるTOEICのためのお勉強は会社ではほとんど役に立たないので、お勧めしません。あくまで、会社での業務に関わる英語の勉強を優先しながら、現時点での自分の実力を測る目安にするのがよいと思います。





中学校の英語の教科書の復習


先輩から、英語なんて難しい文法は必要ない、中学英語でで充分だと教えてもらい、それを真に受けた私は、中学校の教科書を使って勉強しました。


確かに、中学レベルの英語は、勉強を本格的にスタートさせていくための最低ラインだと言えます。かといって、中学校の教科書を勉強するのは間違っていました。というのも、設定が学生さんのシチュエーションですから、社会人の日常からはかけ離れているのです。会社では、誰も消しゴムについて気にしていませんし、さあ学校に行こうなんて誘ったりしていません。


当たり前だと思われるかもしれませんが、社会人にとって使用頻度が高いのは、

He has an eraser. よりも、He writes an e-mail. の方。

Let’s go to school よりも、Let’s get to it.(さあ、取り掛かりましょう)の方、なのです。


また、中学校の教科書を使ってしまうと、これまでの勉強方法に習って、復習しがちになりますが、学生時代の方法では、英語が使えるようにはなりません。というのも目標が、中学レベルの英文を理解することではないからです。


目標は、会社で英語で困らないようになることだからです。そのためには、自分の日常で使う英語が考えるより先に口から出てくるまでになるくらいまで、繰り返し反復練習し、英語の受け答えにテンポをつけることが必要です。


そのためには、自分の置かれているシチュエーションにおいて、よく使われている文章を何度も反復した方が近道ですし、臨場感があってより楽しい学習になります。全く異なるシチュエーションだと想像力も働かなくてつまらない上に、使う機会もなくて学習の成果が目に見えずらいので、いいことはありません。




海外ドラマや映画を使った学習


海外の映画やドラマをDVDでみたり、シナリオ付きの教材を買ったりしました。


楽しみながらできるので、映画やドラマが好きな人で、長続きして学習できるという自信のある人にお勧めです。特に、ディズニーの映画は、子供向けなので、使われている言葉がわかりやすく且つ上品なので教材としてはとてもよいと思います。


私も映画やドラマは好きなのですが、長続きしませんでした。原因は、反復練習向きの勉強方法ではないこと、会社のシチュエーションと合わないことで目に見える成果が乏しかったからだと思っています。




まとめ


以上、実際に外資系企業で勤務されている方がどのような方法で、英語力を磨いているのかをご紹介しました。

1日やれば明日にはすぐ成果が出るというようなものではありませんが、日々の小さな積み重ねを繰り返していくことで、やがて大きな成長へとつながっていくことがわかります。



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