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外国人が話す速い英語に慣れる方法
外国人と会話をしたり、テレビニュースなどを見たりするといろいろな速度で英語が話されています。
ゆっくりなら聞き取れるけど、速くなるとちょっと難しいな・・・、ということはよくありますよね。CNNなどを聞いても、もうちょっとゆっくり話してもらえればいいのに、と思う方も多いかもしれませんね。
会話では相手に「ゆっくり話してもらえますか?」といえばスピードを調整してもらえるのですが、テレビやアナウンスなどでは相手のしゃべる速さにあわせなければなりません。ここがリスニングの難しいところです。
ネイティブの話す速いスピードに慣れるには、やはりはじめはゆっくりな英語を聞いてだんだん速度を上げていくというのが良いかと思います。誰しもはじめから高速な英語を聞いてもわかる人はいないと思いますし、ましてや早い英語を聞き続けるというのは学習を継続するという点からもモーティベーションが維持できないかもしれませんね。
では、どうやったらゆっくりな英語を聞くことができるかという方法について以下でご紹介したいと思います。
まず、インターネットを活用する方法があります。外国のサイトには英語をゆっくりしゃべってくれる学習用サイトがあり、内容が充実しています。このサイトでも、いくつかのサイトを紹介していますのでご参考にしていただければ幸いです。Voice of Americaの記事や英語学習者に有用な海外サイトの記事が参考になるかと思います。
これらのサイトを使って勉強するメリットとしては、本物の英語を聞いて練習ができることと、お金がかからない、内容が豊富、時間と場所を選ばないことが挙げられます。
短所としては、日本語の説明や訳がなく、すべて英語になるので、自分で英語を読んで理解しなければならず、わからないところが出てきても解決しづらいということが挙げられます。ただ、誰にも頼らずにすべて自分で理解しながらになるので、かなりの実力がつくと思います。もしお金をかけずにがんばれるという方は、これらのサイトを是非利用してみてください。
また、Windows Media PlayerやQuick Timeのような音声再生ソフトを使うという方法もあります。
Windows media playerはWindowsであればどのパソコンにも入っていますので、気軽に利用できます。他にもQuick Timeを使えばMacintoshでも大丈夫です。海外のニュースサイトからダウンロードした音声や、購入した教材のCD音声などの速度を落とすことが可能になります。
再生速度を落として聞き、慣れてきたら速度を徐々に上げていくとだんだんネイティブのスピードに慣れてくるでしょう。速い速度では聞き取れなくても、速度を少し落として聞いてみたら聞き取れた、と言うことを繰り返していると、発音やイントネーションにも慣れ、だんだん自信がついてくると思います。
音声再生ソフトの使い方については再生速度を変更する方法のページにまとめていますので、参考にしてみてください。
逆に、英語音声を高速化して聞くというのも試してみる価値があります。1.5倍〜2倍程度高速化して聞いてみると良いでしょう。普通の速度に戻したときに、とてもゆっくりに聞こえて聞き取りやすくなると思います。
ただ、単に倍速にしているだけなのでネイティブの速いスピードでしゃべる感じとは若干異なるということに気をつけてください。音の欠落や合体、発音の変化などについては検討の余地が残ります。
そのほかには、自分のレベルに合わせて学習用の書籍を買ってみたり、教材を購入したりする方法があります。
本屋に行けば、たくさんの英語本が売られていますので、それらを手にとってみると良いと思います。
中でも、NHKの英語学習番組はレベルごとに勉強できるようになっていますので、自分のレベルに合わせた速度でリスニングの勉強ができます。テレビやラジオを利用すれば書籍代だけで済みますので、安く抑えることができるでしょう。
また、効率的に学習できるように考えられた市販の英語教材を使う方法もあります。
数多くある教材の中で十年以上安定して販売されているものを実際に使ってみると、中身も充実しいて良質なものになっています。私も実際に使ったことのある教材を紹介していますので、ご参考にしてみてください。
1.音声の再生速度を変更する方法
2.聞き取れない理由〜日本語と英語の語順の大きな違い
3.英語の発音の特徴
4.最初は全部聞き取る必要はない
5.リスニングは文字情報に頼らないのがコツ
6.初心者に優しいリスニング(Voice Of America)
7.英語学習者向けのおすすめリスニングサイト