おさるのジョージの歌を聞いて英語のリスニングの勉強をしよう



NHKのEテレで毎週放送しているおさるのジョージには、日本語の歌だけでなく英語の歌もあります。この英語の歌がとても良く、リスニングの勉強に使えます。

また、英語版と日本語版とでメロディーは同じなので、おさるのジョージを見ている子供にとってとても馴染みやすく、リスニングや発音の良い練習になります。

このページでは、実際におさるのジョージの英語版の曲を紹介し、どのように勉強したらいいのかをご紹介しています。また、子供がこの曲を聞いて気軽に楽しみながら勉強する方法についても紹介しています。





おさるのジョージのテーマソングは短くて楽しいから英語の勉強にとても良い


おさるのジョージの原作は、ハンス・アウグスト・レイとマーグレット・レイの夫妻による絵本シリーズで、アメリカでアニメ化されました。原題は「Curious George」といいます。

日本ではNHKのEテレで毎週土曜日の朝に放送しているアニメでとても人気があり、2008年から今も続く人気アニメです。

うちの子も保育園に通っているときから大好きで、小学生になった今も欠かさず見ています。子供向けの番組ですが、大人が見ても楽しめる内容でとても良い作品です。

おさるのジョージにはテーマソングがあります。ポップでリズミカル、とても楽しい曲です。

曲の長さは約50秒です。とても短いのですが、英語のリスニングの勉強にはとても良いです。短いので繰り返し聞きやすいですし、イヤにならずにできます。

では、実際どんな曲か聞いてみましょう。





日本語版と英語版を聞いてみよう


おさるのジョージは日本語に翻訳されているので、当然歌についても日本語版と英語版の2つが存在します。Eテレのアニメを見ている方は、日本語版についてはもうおなじみでしょう。

以下に日本語版と英語版の2つのバージョンを紹介しています。日本語版をよく知っている人は英語版を聞いてみてくださいね。おそらく、英語版を聞くとびっくりされるのではないかと思います。

[日本語版テーマソング]





[英語版テーマソング]






いかがだったでしょうか?メロディーは同じですが、声は全く違いましたね。日本語版になじみのある人は、英語版を聞いて「なんてパワフルな感じなんだ!」と思われたのではないかと思います。


日本語版では女性の柔らかでポップなボーカルですが、英語版では男性のソウルフルなボイスが響きます。英語版と日本語版とで結構な違いがあるんですね。






ディクテーションしてみるのがおすすめ


英語版の歌を聞いてみて、聞き取れましたでしょうか?

おそらく「結構難しい。」、「全然聞き取れなかった。」と感じる人が多かったのではないかと思います。

実際、筆者も初めて聞いたときは「ムムム!難しいぞ!」と感じました。実際、歌い始めの1文を聞き取るのも難しいです。

おさるのジョージが「curious george」ということを知っていると、聞き取れる箇所が増えると思いますので、このことを頭に入れてもう一度聞いてみてください。

リスニングの勉強ということでは、実際にこの歌を何回も聞いて紙に歌詞を書き出してみる(ディクテーションをする)のがおすすめです。




実際にどれくらい聞き取れているのかがわかりますし、何回も聞いて聞き取ろうとすることで、英語の耳が鍛えられます。

50秒程度の曲ですので、繰り返して聞きやすいというのが良いですね。パソコンやスマホを使えば、再生・巻き戻しもしやすいです。





なんて歌っているかわからない場合は歌詞を確認


「でも結局よく聞き取れなかった」という場合には、歌詞を確認してみましょう。

歌詞は以下のNHKのページの一番下に載っていますのでご確認ください。

おさるのジョージ公式サイト(NHK)


特に最初の1文に登場する「around the bend」や、中盤の「There's more to explore」、後半に出てくる「You'll never be bored」というようなところは聞き取りにくいのではないかと思います。

ネイティブが発音するとこんな風に聞こえるんだ、というのがよく理解できますし、また表現の勉強にもなりますね。実際、筆者も「around the bend」という表現はこの曲を聞いて初めて知りました。ネイティブの子供たちもこの曲を聞いて言葉を覚え、成長していくんでしょうね。





園児や小学生が勉強するのにもおすすめ


「子供が聞くには難しいんじゃないの?」と思われるかもしれません。確かに、おさるのジョージを見ていない子供に聞かせるのはおすすめしません。

でも、NHKでおさるのジョージを見ているちびっこたちには、とてもおすすめです。なぜなら、日本語版の曲をよく知っているので、英語の歌を聞いても反応がとても良いからです。




実際、うちの子にも聞かせてみたら、「全然ちが〜う!」ということで、最初は大爆笑で聞いていました。そして、とてもリズムが良くてファンキーに聞こえたのか、踊りながら聞こえてくる歌詞を真似ていました。

まだ全然聞き取れていませんが、英語のリズムを覚えたり、発音の仕方を覚える小さな一歩になるのではないかなと思っています。

しばらくの間は何も言わずに曲を流してみようと思います。子供であれば、何回か聞いているうちに自然と聞き取れる箇所が増えてくると思います。そして、時々ヒントとして「こういう歌詞なんだよ」と少しずつ話していこうかなと思っています。子供は聞き取れるようになれば、真似できるようになるのも早いので、英語が少しずつできるようになってくれるのではないかと期待しています。

実際、うちではYouTubeから歌をPCに取り込んで、スマートスピーカーのGoogle Homeに入れていつでも再生できるようにしてみました。「オッケーグーグル おさるのジョージの歌をかけて。」と、声だけで音楽を再生できるので、小さな子供でも扱いやすいです。

以下の記事に方法をまとめていますので、もしよかったら参考にしてみてくださいね。

テレビやYouTubeを高音質でMP3録音する方法

Google Homeで英語学習用CDや音声ファイルを聞く方法




まとめ


おさるのジョージの歌はとても楽しい曲なので、とても聞きやすいです。ソウルフルにも聞こえるので、少し聞き取りづらいところがあるかもしれませんが、短い曲ですし何回も繰り返し聞いてみて、言葉を書き出してみるといいのではないかと思います。

大人だけでなく、子供も一緒に聞くと、子供の英語力がアップしていくでしょう。楽しくリスニングと発音が鍛えられますので、是非一度試してみてください。


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