日本人で発音ができる人のやり方を参考にする


英語の発音をかっこよくしようと思ってもなかなか難しいですよね。コツがわかればいいのですが、口の動きや舌の位置、声の出し方など、筋肉の使い方が体得できるまではなかなか時間がかかるのが実際のところです。


でも、実際に日本人でも英語の発音がとてもきれいな人がいます。帰国子女なのかと思いきや、日本で勉強してできるようになったという人も多いです。彼らはいったいどのようにして勉強したのでしょうか?


中には、もともと耳が良かった人ということももちろんあると思います。また、発音の勉強を始めた時期が早かったということもあるかもしれません。発音については、勉強し始めるのが早ければ早いほど有利なのは確かです。子供があっという間にきれいな発音を身につけているのを見ると、その柔らかな脳みそがほしくなってしまいます。


しかし、一方で十分に大人になってからでもきれいな発音を身につけた人もいます。高校生や二十歳を過ぎた人など、一般的には早期学習の効果は得られないといわれている年齢の人たちです。きっと何かコツがあるに違いないと思って、発音が綺麗な人たちにいろいろ聞いてみると共通して言えることがありました。


それは、やはり徹底的に真似をして外国人の話す英語の音に近づけたということと、自分の声を録音して何度も確認したということが挙げられます。


何だ、当たり前じゃん、と言われてしまうかもしれませんね。当然すぎることです。しかし、これを実際にやってみると、とても難しいです。ネイティブの音にまで近づけるまでに至るまでは、なかなかの努力が必要です。声を録音して聞くためにはボイスレコーダーなど簡単な機材を購入して繰り返さないといけないので、少しでもお金をかけることができるかとか、試行錯誤して続けられるかということが求められます。ちょっと想像してみるとわかると思いますが、とても大変です。


やはり練習しないことにはうまくなりませんよね。スポーツや習い事と同じですね。


そして、そのように繰り返し練習して発音を体得した人というのは、繰り返し練習するということ以外にも、発音がうまくなるコツのようなものも理解している人が多いです。


ある程度大人になった我々にしてみると、ただ「何度も繰り返して練習するんだ」とか「録音して声を確認しろ」と言われてもつかみどころがありませんが、大人になってから発音を体得した人のアドバイスというのは、我々大人が発音をマスターするうえでとても役に立つヒントが多いです。


若干テクニック的なこともありますが、むしろ子供のころに何も考えなくても、ただ聞いて真似してできるようになった人よりも、大人になって言葉で説明ができる分、理解しやすい内容になっていることが多いです。ちょっとしたテクニックを試してみて、ネイティブっぽい発音に近づくことができれば、それが突破口になることも大いにあり得ます。


では、実際にそのような人のアドバイスというのはどうやったら聞けるのでしょうか?


今はネットがとても便利になったので、日本人で発音が上手な人のレクチャーやウェブサイトを見ることができます。そして何よりうれしいのが無料だということです。


たとえば、テレビコマーシャルでも登場するようになったチカさんのバイリンガール英会話というのは、Youtubeの再生回数も多くとても評判です。下の動画(Youtubeの埋め込み動画です)は、そのバイリンガール英会話ですので、一度ご覧になってみてください。







他にもネット上にはいろいろな人が発音についてアップしていますので、探してみてくださいね。


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