英語の発音を録音して確認する方法1-ボイスレコーダー編

ネイティブのように話すには?の記事では、ネイティブの発音を真似するのが大事だと言う事を書きました。


では、実際に真似をしてどんな風に聞こえるか、と言う事を確認するにはどうしたらいいでしょうか。


一つは、まず発音してみて、自分の耳で直接確認する方法です。これは、お金がかかりません。聞こえるままをそのまま聞けばいいです。うまく発音できれば、「今のはうまくできた!」というのがわかります。


ただ、もし自分の耳に自信がない人は、ボイスレコーダーを使うと言う手もあります。この方法のメリットは、客観的に自分の発音を確認することができる点です。つまり、実際にネイティブの発音とボイスレコーダーから聞こえる自分の発音を比べてみて、だいたい同じ音が出せているかどうかを確認するということができます。


最近のボイスレコーダーは、手のひらに収まるくらい小さくて持ち運びに便利なものが多く、しかも音声の品質がいいです。


ボイスレコーダーの便利なところは、再生が簡単にできるところです。


私が発音の練習をしていた頃は、まだカセットテープの時代でした。カセットデッキ(知らない人もいる?)に自分の発音を録音し、テープなので少しだけ巻き戻して、自分の発音を聞くという泥臭い作業を何度も何度も繰り返しやっていました。少しでも巻き戻しすぎると、関係のないところを聞くという無駄な時間が過ぎてしまいます。


そのときの事を思い返すと、ボイスレコーダー は何て便利なんだ、と思わずにいられません。

録音:発音をボイスレコーダーに録音するときは、録音ボタンを押します。ボイスレコーダーに向かって話します。

録音終了:終わったら停止ボタンを押します。

再生:再生ボタンを押せば、今録音したものが瞬時に再生されます。巻き戻す必要などありません。


自分の発音を客観的に確認できる便利なツールだと思います。


場所を選ばないのも便利だと思います。カセットデッキで録音すると、どうしてもコンセントに接続しなければならず、カセットデッキを持って移動するのが面倒くさくて結局いつも同じところでやっていました。でも、ボイスレコーダーであれば、今日は天気がいいから庭で発音してみようとか、ベッドの上で寝転がって発音してみようとか、動ける範囲と場所が選べるのが、利点だと思います。


また、最近のものだと、パソコンに接続できるボイスレコーダーもあるみたいなので、パソコンに取り込んで発音ライブラリとして自分の成長を残してみても面白いかもしれませんね。発音がうまくなった後で、「あの時は若かった」などと、懐かしく思い出せれば言うことなしです。



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