1日30分を続けて英語をマスター

英会話ができるようになろうと、がんばっている人は多いのではないでしょうか? しかし、始めたはいいものの、3日坊主で終わったり、リスニングをしようとしても、ナチュラルスピードの英語が速すぎて何を言っているかわからず挫折する、なんてことはありませんか? 英語学習が続かずに途中でやめてしまって、英語力があがることは結局あがらなかった、ということに陥っている人は多くいるのではないかと思います。


しかし、わからなくてもいいので、なんとか1日30分を続けてみましょう。30分という短い時間で英語ができるようになるわけない、と思われるかもしれません。しかし、この小さな積み重ねが大きな成果を生みます。具体的にみてみると、1日30分英語を勉強した場合、30分×30日間、つまり、1ヶ月で15時間を英語学習に使うことになります。1年間続けると、15時間×12ヶ月=180時間となります。
180時間というと、2時間映画90本分ですよね。大の映画好きならともかく、普通の人はこれほどの映画を見ることはないのではないでしょうか。この時間を90本分の映画にあたる英語表現を覚えたり、リスニングに使ったとしたらどうでしょう?大きくスキルアップしていると思いませんか?


3年続ければ、180時間×3年で540時間です。5年続ければ、900時間となります。もうほとんど英語をマスターしていると言っても問題ないかもしれませんね。どんな英語でも余裕で聞き取れるのではないでしょうか。


最近「法則のトリセツ」という書籍を読む機会がありました。この中に上記のような内容が出てきていたのですが、著者の方は20代の若いころにこのことを実行していたら、5年で1言語をマスターすると仮定し、今頃は2〜3ヶ国語をマスターできていたのではないだろうか、というようなことを書いておられました。確かにその通りだと思ったことをよく覚えています。「塵もつもれば山となる」ということわざがこれほどピッタリ来る例もないかもしれませんね。私も過去にどれだけ無駄な時間を過ごしてしまったかと思うと、とても後悔してしまいます。


よく考えると、普段私たちが生活していると隙間時間と言うのがたくさんありますよね。電車での通勤や移動時間だとか、お風呂あがりのゆっくりした時間などがそうだと思います。こういった時間を有効に活用して、一日30分を生み出すことができれば、英会話のマスターも夢ではなくなるような気がします。
英語学習教材の中には、このような隙間時間をうまく活用して、効率よく学習するために作られたものがありますので、英会話マスターまでの時間がもっと短縮されるのかもしれませんね。英語学習を続けやすいような工夫や効率よく覚えるための工夫がたくさんされていそうな気がします。ここでは、そんな教材をご紹介します。


スーパーエルマー
英語をリスニングしていても、気がついたら先に行ってしまったということになるのは、日本語の語順に直しながら聞いているからです。この教材では、英語の語順で英語を聞き取れるようになれます。英語の語順で聞き取れるようになると、リーディングも英語の語順で理解できるようになるので、1石2鳥です。
スピードはゆっくりめで、1つのレッスンは約30〜40分。内容はハッカーの話やクリント・イーストウッドの人生、妻に詩を読み聞かせる夫の話(年によって変わります。)など、毎回興味深く面白い内容で飽きません。
無料試聴もあります。

スーパーエルマー



30日間英語脳育成プログラム
英語を目で見て練習すると文字情報に頼ってしまうので、リスニングが上達しないとの理論を元に、ナチュラルスピードの英語が聞き取れる事を目標としています。練習量は、1日15分〜30分。
官公庁や企業、英会話学校などで、指定教材として多数導入されているようです。ホームページで無料試聴ができるので試してみるとよいですね。

30日間英語脳育成プログラム



スピードラーニング
プロゴルファーの石川遼選手も使っている教材です。移動時間や寝る前など、練習の合間にうまく活用しているようです。忙しい人にも学習しやすいような工夫がされています。
英語習得に関する疑問、教材の進め方や聞き方のご相談に対応するほか、外国人スタッフとの会話レッスンや発音のアドバイス等のサポートもあります。

スピードラーニング




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