1000時間ヒアリングマラソンのレビュー


1000時間ヒアリングマラソンは35年も前からある実績のあるリスニング学習教材です。この教材を使って学習した人の多くが「非常に役に立った教材」としてその名前を挙げています。実際に、2014イード・アワード英語教材顧客満足度で、「TOEICテスト800点以上取得者」と「海外旅行・趣味目的の利用者」で最優秀賞に選ばれています。私も実際に使ったことがある1000時間ヒアリングマラソンについて、レビューをご紹介したいと思います。




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 1000時間ヒアリングマラソン (公式サイト)





どんな人におすすめ?


1.本物のリスニング力をつけたい人
2.TOEIC550点以上の人(全くの初心者にはやや難しいです)
3.字幕なしで洋画を見たい人
4.仕事で英語を使わなければならない人
5.海外で生活したい人



得られる効果


1.英語のまま英語を理解できるようになる
2.CNNなどの英語ニュースを理解できるようになる
3.ナチュラルな英語を聞き取れるようになる



コース


ヒアリングマラソンは1年コースと6か月コースの2つがあります。

コース 価格
1000時間ヒアリングマラソン
(1年コース)
\54,780円(税込み)
6か月コース \30,800円(税込み)

両者の違いはヒアリングマラソンを半年続けるか、1年間続けるかの違いになります。価格は6か月コースの方が安くなりますが、1日あたりの価格に換算すると1年コースの方がお得です。






使用するテキストやCD


ヒアリングマラソンは毎月下の写真のように、テキスト1冊とCD2枚、ならびにEnglish Journalが送られてきます。




2枚あるCDのうち、1枚はテキストで使用する学習用で、もう一枚はテストで使用するものになります。




English Journalという雑誌も送られてきます。こちらは外国の映画俳優にインタビューしたり、世界のニュースを紹介したり、使える表現などを学んだりといった感じになっていて、こちらもとても充実した内容になっています。この雑誌は市販されているので、書店でも購入することができます。興味がある人はバックナンバーを手に入れて勉強してみるのも面白いです。




English JournalにもCDが付属していて、この雑誌の内容を聞くことができます。ヒアリングマラソンの教材とあわせて学習すると、リスニングの良い練習になります。






勉強の仕方


ヒアリングマラソンのテキストは毎回7個程度のテーマが収録されています。各テーマには下の写真のように、難易度や学習に要する時間、身につく力が記載されていて、学習の目安になります。

[初級レベルのテーマ]



[中級レベルのテーマ]



ヒアリングマラソンのレベル分けは以下のようになっています。

レベル TOEIC点数、英検
初級 550〜730点
(リスニング300点以上)
英検2級
中級 730〜860点
(リスニング400点以上)
英検2級〜準1級
上級  860〜990点
(リスニング495点満点レベル)
英検準1級〜1級程度


初級レベルといってもやや高めに設定されています。優しすぎる内容ではないので、完全な英語初心者だと続かないかもしれません。TOEICの点数が550点を越えたらチャレンジするとよいと思います。


ヒアリングマラソンは1冊のテキストに複数のレベルの内容が含まれています。


TOEICの点数が550〜730点くらいの人は、初級と中級のレベルのものを何回も繰り返してやってみると挫折せずに続くのではないかと思います。初級者のものでもなかなか手ごわいですが、その分実力がついてくるのが実感できます。上級者レベルのものはとても難しいと感じると思います。ちょっとやってみて難しいなと思ったら、しばらくは保留でいいです。初級、中級レベルのものを続けて実力がついてきたころに、再度アタックしてより高いレベルを目指していきましょう。


中級レベルのものの中には、下の写真のように、聞き取りの回数の目安が書かれているものがあります。一回で聞き取れないと落ち込んでしまいますが、このような目安が示されているととても安心して勉強に取り組むことができます。





中級者の人は初級から上級のものすべてをやってみるのがおすすめです。つまり、テキストに含まれている内容すべてです。初級レベルで簡単なはずと思っても、知らない単語や表現があって聞き取れないものもあります。中級レベルのものは実力にあっていて良い練習になります。中には難しいなと思うものもありますが、表現や単語を覚えつつ、繰り返し聞き取りの練習(シャドーイングや音読)をすることで実力がついていきます。上級レベルのものは難しいと感じることも多いですが、いずれは到達したいレベルですので、何回もチャレンジしていきましょう。少しずつ聞き取れる部分が増えていくのが楽しく感じられる瞬間が必ずやってきます。


上級者の人も、初級から上級のものまで全部聞いてみると良いと思います。上級レベルのものは1つの内容が長く、なかなか歯ごたえがありますが、洋画や英語ニュースを聞いているような気持ちで取り組むのが良いです。内容が長くなると、集中力が切れてしまって途中からついていけなくなってしまったり、1つでも聞き取れない場所があるとガタガタと聞こえなくなってしまったりということがよくあります。そうならないように、シャドウイングや音読を繰り返したり、たくさんの英語を書き写したりするような作業を繰り返していくと、これまで聞こえなかったところも聞き取れるようになってきます。洋画やニュースは最初から最後まで英語が洪水のように流れてきますので、それを乗り切っていくための練習をがんばってみましょう。




ヒアリングマラソンのテキストとCDで勉強するのもとても役に立ちますが、同時に送られてくるイングリッシュ・ジャーナルもとても有意義な教材です。ヒアリングマラソンは1000時間を目標にリスニングの時間を設定していますが、これにはヒアリングマラソン自体の教材を聞く時間以外の時間も含まれています。たとえば、NHKのニュースを英語副音声で見たり、洋楽を歌ってみたり、洋画を見たりといったことも含まれます。この1000時間の中にイングリッシュ・ジャーナルを含めると、さらにリスニング力が高まります。


上で紹介したようにイングリッシュ・ジャーナルもCDが付属していて、雑誌の内容をCDで聞くことができるようになっています。テキストの中には、下の写真のように内容の難易度や話される速度、話し方の特徴が記載されているものが多くあります。これを参考に、リスニングの勉強をしていくと良いです。













CNNが聞き取れずショックだった

私がこの教材の購入を決めたのは大学2年生のときでした。英語は得意科目になっていて、リスニングも問題なくできるようになっていたと思ったのですが、大学の図書館で放送されていたCNNを見たときに、聞き取れない部分が多いことにショックを受けてしまったのがその理由です。


考えてみると当たり前なのですが、CNNなどのニュースで流れる英語と学校で学ぶ英語は違うものです。自分が知っている範囲のことや持っているボキャブラリーが登場すると、ある程度断片的には聞こえたのですが、ニュース番組では多くの時事用語やニュース独自の表現などが登場しますし、天気予報やコマーシャルなどもありますので、初めて聞いた時にはわからない部分が多く、自分の英語力の無さに愕然としてしまいました。どうやればもっと英語が聞き取れるようになるのだろう?と思っていたときに出会ったのが、この「1000時間ヒアリングマラソン」でした。

この教材に出会ったのは、大学の友人が持っていたのを聞かせてもらったことがきっかけです。CDを聞かせてもらい、テキストも見せてもらったところ、私が求めていたものと一致し、「これは使えるかも!」と思いました。友人はバイト代をためてこの教材を購入したそうで、大学の授業の合間にも聞いていました。彼は大学を卒業後、アメリカの大学院に留学し、環境学の修士号を取得しました。その行動力も凄いのですが、そこまでの英語力を身につけるのもなかなか大変です。特に海外の大学に留学するためには、TOEFLを受けて一定の基準以上の得点を取らなければなりません。彼に聞いたところ、ヒアリングマラソンを聞いて勉強したのが一番役に立った」と言っていました。彼は、この教材を使って英語力をつけていったんだ、と思ったものです。



生きた英語・すぐに役立つ内容

実際に購入して聞きはじめるようになって良かったのは、内容が現実に即していて非常に実戦的であることです。たとえば、私が購入したときの内容は、「海外で生活する」、「ニュース番組」、「ラジオ、コマーシャル」、「コメディ」、「選挙」、「著名人へのインタビュー」、「スポーツ」、「天気予報」、「サスペンス」など、上記のCNNなどのテレビ番組に登場するものが多くあり、しかも実際に使われるようなボキャブラリーや表現を学ぶことができました。本当に使われる生きた英語を使ってリスニング練習ができたのは、非常に良かったと思います。


たとえば、次のような表現は理解できますでしょうか?

「mix of sun and clouds」
「Chance of thunder showers」
「Incumbent Democrat is running unopposed」
「He officially announced his candidacy last week」

これらの意味はそれぞれ「晴れときどき曇り」、「雷雨の可能性があります」、「民主党の現職候補が独走しています」、「彼は先週正式に出馬を表明しました。」となります。最初の2つは天気予報のセクションを勉強しているときに出てきたもののほんの一例です。テレビで流れる天気予報では頻繁に耳にします。また、残りの2つの表現は選挙のセクションで登場したもので、CNNを見ていたときに実際に流れたことがあります。


これら以外にもたくさんの実戦的な内容がたくさん登場します。実際にこのような表現が聞き取れるようになると、CNNなどのテレビ番組で聞き取れる部分が増えていきとても楽しかったです。


1000時間という時間

1000時間というと膨大な時間に感じます。私は家で1時間ほど取り組み、バイトの行き帰りや大学への通学時間中に聞くことで、一通り終えることができました。時間がないと思っていても、少しずつでもやれば意外となんとかなるものなんだ、と思ったものです。


毎日しなければならないと思うプレッシャーを感じてしまうかもしれませんが、とにかくマイペースで続けようぐらいの気持ちで取り組めばよいと思います。平日は1時間程度、休日は少し勉強量を増やすなどして取り組むようにはしていましたが、実際、私も毎日やっていたわけではなく、気分が乗らずに勉強しない日もありました。大事なのは、やめてしまわないことなのではないでしょうか。少しずつでも続ければ、英語力がぐっとアップすると思います。



英会話学校講師になって

私は大学を卒業後、英会話学校の講師になることができました。講師になることができたのも、この教材を使ったおかげかなとも思っています。英会話学校の授業でも、ときどきこの「1000時間ヒアリングマラソン」で勉強したものを追加で教えたりしていました。生徒たちに「へぇ〜!」とか「勉強になりました」とか言われるとうれしかったものです。



英語の実力をつけたいなら

1000時間という時間がタイトルにも掲げられていますが、無駄な部分は全く無いように思えます。効率的に生きた英語の聞き取りの練習ができる良い教材だと思います。この教材で勉強し始めてからCNNなどのテレビ番組を見ても聞き取れる部分が大幅に増えましたし、リスニング力の向上に大きく役立つと思います。多くのユーザーの方が、この教材を役に立ったと回答しているのも納得です。


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