NHKラジオ英語講座で基礎力をつける


私が中学に入学してすぐに使い始めたのが、NHKラジオ英語講座です。まだ、アルファベットとeggやdogなどの簡単な英単語しか知らなかった時に、このNHK英語講座を使って、英単語や英文法、会話の基本的なフレーズや受け答えの方法などを順番に学ぶことができ、ほとんど英語の知識がない中学1年生の私でも、英語の基礎力をつけるのに十分な役割を果たしてくれました英語学習者にとって、NHKのラジオ英語講座は質が高く、低価格で効率良く学べるいい教材になると思います。


NHKラジオ英語講座の使い方はいくつかあると思いますが、簡単な英語のコミュニケーションのパターンやフレーズ、基礎的な英文法などを学びたいのであれば、、「基礎講座」を選択すればよいと思います。私が中学校に入ったときに基礎講座があったかどうかは忘れてしまったのですが、一番簡単なHello. How are you?あたりを使って簡単な会話を行うというような基礎的なところから始まっていましたので、基礎講座で問題ないと思います。4月〜3月まで順番に使用すれば、徐々にステップアップできるような構成になっています。


基本的に毎日放送があります。ラジオ録音した方がよいかと言われると、それに越したことはないとおもいます。録音すると、わからないところがあれば繰り返しチェックすることができますし、テキスト代くらいでコストを抑えることができます。しかし、この問題は録音したものを聞かないとどんどんたまっていってしまうと言うところにあります。録音したものがたくさんたまっているのにうんざりしてしまって、英語の学習ができなくなってしまうと言う心配があります。1日15分だけの番組ですが、その点だけ注意してくださいね。


私は当時はラジオ放送をカセットテープにタイマー録音していました。今ではカセットテープなんて使うことはないと思いますが、当時は中学生なりに一生懸命がんばって勉強していました。テープで録音しても、やっぱり聞かないものがたまってしまったことも何度かありました。たまったものを聞くのが億劫になったときは、そのテープに録音したものはもう聞きませんでした。それに気をとられて学習が嫌になってしまうよりも、続けるほうを選択しました。もし、NHKの講座をとりだめしたものが増えてしまったら、思い切って聞かずに先に進むというのもよいと思います。自己嫌悪になるかもしれませんが、完璧に消化できる人はほとんどいないので、がんばって続けることを優先しましょうね。


最近はネットが普及したこともあり、NHKのホームページで1週間分の放送がアーカイブとして聞けるようになっているようです。1週間だけしか保存されていないので、翌週はもう聞けなくなってしまうことに注意してくださいね。ここを利用すれば、タイマー録音しなくても、ネットにアクセスしてラジオ放送と同様の内容を聞くことができそうですね。この使い方を覚えておいて損はなさそうです。


ラジオ録音するのが嫌だと言う場合やネットにいちいちアクセスするのが面倒だという場合は、1か月分の放送内容のCDが販売されているので、それを購入するのも良いと思います。CDの場合は、その録音時間の制限のため、講座のエッセンスのみとなっています。効率が良いと言えばそうなのですが、ただ実際の放送の方が情報量は多いです。CDのメリットとしては時間がない人が大事な部分を効率的に学んだり、通勤時間や隙間時間などにCDを聞いて学ぶと言った使い方ができると思います。また、実際の放送を聞いて勉強した場合でも、復習としてCDを聞いて確認すると言うこともできると思います。この場合は、効率的に大事な部分を確認できますので、短時間で復習できるでしょう。


NHKの講座は日常生活でよく使う会話パターンや表現を、ネイティブの人が発音して日本人の講師が説明してくれるという構成になっているので、とてもわかりやすい内容になっています。特に初心者にも優しく、ゆっくりはっきり発音してくれるので、発音やリスニングの練習になりました。しゃべるトレーニングとして、ネイティブの後に続けて発音できるように、十分な時間がとってあるので、ネイティブの発音を真似ながら発声練習をしていました。また、ここで覚えた会話表現や文法事項は今でも使っていますので、質の高い内容なのでしょうね。当時中学生の私にとっては、毎月数百円でこのような内容の英語が学習できたのは非常にありがたかったです。


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